UMA 商品

UMAとは 「Unidentified Mysterious Animals」の頭文字をとった略語で、通常「ユーマ」と発音されます。直訳すると「未確認の神秘動物」となりますが、日本語でいう「未確認動物/未確認生物」になります。
古くはヒマラヤの雪男(イエティ)、ネス湖のネッシー、新しいものではスカイフィッシュやチュパカブラなど、目撃情報はあるものの、存在が立証されていない生物 を 「UMA」と総称します。「目撃情報のある未発見の野生動物」と言い換えたほうが分かりやすいかもしれませんね。
日本人による造語で、海外ではほとんど使われていない表現です。海外では未確認動物のことを、UMAではなく、「cryptid(s)」(クリプティッド)といいます。

雨の中の散歩が好き
>コロンバイン高校銃乱射事件がモチーフになっているガス・バン・サント監督『エレファント』の後日談とでもいえばよいのだろうか。ライフルを構えた男子高校生に「どちらを殺せばいい?」と女子トイレで詰め寄られるダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)とモーリーン(エヴァ・アムリ)。当然どちらかが死に、どちらかが生き残ることになるのだが、決定的なシーンを見せないまま、映画は突如事件から15年後のダイアナの結婚生活を映し出す。

ドンデン返し系心理サスペンスと聞いていたので、映画の結末はほとんどネタバレ状態で見ていたのだが、それでも十分に楽しめる質の高い作品だ。多くの方が指摘しているとおり、意外な結末にいたる伏線の張り方が非常に緻密かつ用意周到なので、(凡百のミステリーとはちがって)衝撃のラストシーンを見せられた後でもむしろ納得感があるのだ。映画は、ダイアナとモーリーンの高校生活と、哲学科教授の夫と娘がいるダイアナの結婚生活が交互に繰り返される構成になっている。

どちらかといえば貧乳な高校時代のダイアナが巨乳熟女(ユマ・サーマン)に大変身?していたり、学校では問題児だったダイアナが15年後に美術の先生におさまっている設定もどことなく不自然。インテリでやさしそうな夫とかわいらしい娘に恵まれたダイアナの結婚生活は、そう、あまりにも理想的で完璧すぎるのである。まるで誰かが頭の中で想像したようなわざとらしさを観客が感じるように、監督のヴァディム・パールマンが注意深くカメラを回している様子がうかがえる。

フローズン・ヨーグルトを食べながら文句をたれる娘のエマや、「雨の中の散歩が好き」とモーリーンに語り、他人の家にしのびこんではプールに飛び込むダイアナ。夫がダイアナにプレゼントする赤い華のペンダントまでもが伏線となり、ラストの衝撃的な結末へと集束していくシナリオは近年まれにみる完成度の高さ。「すべての可能性を集めれば○○の自分さえ創造することが可能」という教授の言葉にインスパイアされたダイアナがみた○○○○は、あまりにも残酷で美しい。
監督、この選択で良いのですか?
>★の数は、この映画に色んな意味で「オチ」を付けてしまったことに対する評価です。

前作である「砂と霧の家」に感銘を受けたので、この監督作と知って劇場へ足を運びました。映画紹介欄を斜め読みした程度の予備知識で臨んだので、前作同様、重厚な人間ドラマが見られるものと思っていましたが、あの結末には困惑しました。

時に執拗に描かれる過去のフラッシュバックのシーンが、微妙に現実とリンクしだした辺りから違和感を感じていましたが、物語の締め括り方は、自分には(そうなって欲しくないとの思いもあり)予想外でした。後々考えていくと、過去と現在を行き来する手法が、結末に対する伏線とその回収という目的の為に大きく割かれており、ドラマが2次的なもの(勿論、監督はそんなことは思っていないでしょうが)という印象が拭えません。

デイビッド・リンチ監督ならば同じことをしても納得するのですが、この監督がこの分野をわざわざ映画化する必要があったのか、というのが正直な感想です。
心の深層に触れている内容だけに、ダイアナの選択がどちらであれ、普通に収束するドラマであった方がもっと余韻の残る深い映画になったように思います。

とは言え、オープニングの花のシーンから一貫して綴られていく生と死をモチーフとした映像表現には見るべきものが多く、子役も含めきちんと演技をしている女優陣など収穫の多い映画でもあります。
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